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「エジルらは新たな血と交換を」アーセナル番記者が訴える“冷酷さ”

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アーセナルMFメスト・エジル

『Goal』でアーセナルの番記者を務めるチャールズ・ワッツ氏が、クラブの今後について自身の見解を示した。

 29日に行われたヨーロッパリーグ決勝戦で、チェルシーと対戦したアーセナル。前半こそ互角の戦いを見せていたが、後半開始早々に失点すると崩壊。4ゴールを許し、1-4の完敗に終わった。

 同じロンドンに居を構えるライバル相手に完敗し、3季連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したアーセナル。ワッツ氏は現在のチームの限界を指摘し、「冷酷にならなければならない」と指摘している。

「言い過ぎではないと思う。後半の無秩序。アーセナルは冷酷にならなければいけない時が来たと、心から感じる。(メスト・)エジル、(ローラン・)コシールニー、ナチョ(・モンレアル)はフレッシュな血と交換する必要がある。(77分にピッチに入ったジョー・)ウィロックが、エジルの無力さをもう一度示した。アーセナルはもっと、もっともっと必要だ」

「エジルが今夏出ていかないことはわかっている。だが、アーセナルは冷酷である必要がある。彼だけではない。チーム全体が古く、大きなエネルギーが必要だ。長期計画が必要となっている。使える資金は少ない。他に方法はない」

「(オーナーのスタン・)クロエンケが考えを変えないのであれば、クラブ幹部はCLについて考えるのをやめる必要がある。事実上不可能だからだ。古いものを出し、新しいものを入れる。アーセナルは再建する時が来た」

「正直なところ、適切なチャンスを与えられる若者は多くないだろう。今夜は一部の選手には最後のチャンスだった。今、新しいアプローチが必要だ」

 CL権を逃したため、夏の補強予算はわずか4000万ポンド(約55億円)程度になると見られるアーセナル。現主力のほとんどがキャリアの後半に差し掛かっている中で、今季も望むような結果は得られなかった。失意の中、新たな希望は見いだせるのだろうか。

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