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リバプールはクロップの長期政権を希望…オーナー「すべての人に愛されている」

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ビッグイヤーを手に空港に降り立ったクロップ監督

 リバプールは、ユルゲン・クロップ監督が長期政権を築いてくれることを願っているようだ。英『BBC』が伝えた。

 1日に行われた2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦で、トッテナムを2-0で下したリバプール。14年ぶり6回目の欧州王座に輝き、記録的なシーズンを終えた。そんなリバプールは、2日にホームタウンであるリバプールに凱旋。約75万人の前でパレードを行い、ビッグイヤー獲得を祝っている。

 リバプールのオーナー会社である『フェンウェイ・スポーツ・グループ』のトム・ヴェルナー会長は、2022年まで契約を残す51歳のドイツ人指揮官への絶大な信頼を口にし、長く残って欲しいと明かしている。

「ユルゲンは素晴らしい監督であるが、謙虚で思いやりある人物であることも重要なんだ。選手たちが(CL制覇の後に)彼を胴上げした時、彼らもリバプールファンが知っていることを認めた。ユルゲンはフットボール愛するすべての人に愛されている」

 なおクロップ自身は、でパレードに集まったファンの人数を見て衝撃を受けたようだ。『LFC TV』で語っている。

「リバプールに住んでいる正確な人数はわからないけど、他のクラブのファンのためのスペースはないんじゃないかな。信じられないようなことだ。子供であるとして、どのクラブを応援する? リバプール以外選択肢はないだろうね」

 かつてイングランドには、アレックス・ファーガソン氏(マンチェスター・ユナイテッド)やアーセン・ベンゲル氏(アーセナル)など、長期政権を築いてきた監督が数名いる。現代フットボール界で長く同じクラブを率いることは難しくなってきているが、クロップ監督はリバプールで数十年に渡って指揮を執ることになるのだろうか。

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