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久保建英は誰に似てる?伊紙が「新スーパースター」を特集。メッシとの共通点は…

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イタリア紙がMF久保建英を検証した

 レアル・マドリーに移籍した18歳の日本代表MF久保建英について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が特集を組んだ。

 バルセロナのカンテラ出身で、今夏レアル・マドリーへ移籍した久保には、イタリアからも視線が注がれている。イタリア紙は若手選手にスポットライトを当てる「新スーパースター」のコーナーで久保を特集。「ラ・マシアで成長した東京の若き天才」などと紹介している。

 欧州では“新たなメッシ”と呼ばれることが多い18歳の日本代表MFについて、「クボは誰に似ているだろうか?“新たなメッシ”という言葉は誰もが幾度となく聞いてきた。クボは“日本のメッシ”と呼ばれるが、これはバルセロナで言われて来たことだ」と説明。「彼は数年間にわたってカンテラを代表する若きスターの1人とされてきたが、バルセロナがFIFAの規定に違反したため彼は日本に帰国を余儀なくされた」と続けた。「そして彼は今、スペインに戻った。すでに若きスターとしてのステータスで、ライバルチームであるレアル・マドリーへ加入した」と久保のキャリアを紹介した。

 続いてバルセロナのスター、FWリオネル・メッシとの共通点を検証。「最低限のラインである小柄で左利き、ファンタジーのセンスを持ち、クボは条件を満たしている」と述べた。ただ「高いレベルの戦術はこれから学んで行く必要がある」としているが、「下がった位置からスタートするとパサーとしてのセンスやスピードアップが光る」と分析した。特に「前を向いて走り、レーダーを作動させると必ずフリーのチームメイトを見つける」点を評価している。

 久保の才能に疑念を抱く者に対しては、「コパ・アメリカでの彼のプレーを見るべきだ。2試合に先発し、特別なプレーを見せている」と主張した。だが最後にメッシに似ているかどうかの議論については、「ノー」と結論付けている。「我々がいるのは地球上であり、火星人のことは別としよう。彼のようなひらめきを見せ、走る選手はロマニスタの(ジェンギズ)ウンデルだ」と述べ、ローマのトルコ代表FWに似ているとの見解を示した。

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