beacon

クロップ、今夏の大型補強を否定「イカれた資金があれば…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユルゲン・クロップ監督が今夏の大型補強を否定

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今夏に大金を投入する可能性を否定している。『リバプール・エコー』に語った。

 リバプールは2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。ビッグクラブとして確かな実力を示しながらも長期間主要タイトルから遠ざかっていたが、欧州大会の頂点に立つことに成功した。

 しかし、プレミアリーグではマンチェスター・シティとの熾烈な優勝争いの末、僅差で悲願の成就を叶えることができず。今夏の移籍市場では未だ大きな動きを見せておらず、さらなる飛躍に向けて補強の必要性も議論されている。

 とはいえ、クロップ監督は近年の移籍市場で見られるような莫大な金額でのオペレーションに乗り出す気はないようだ。

「簡単じゃない。私は昨年、ほどよい資金ではチームを改善することはできないと語った。イカれた資金があれば、いつでもやれる。オーケイ、望むままに支払えばそれは可能なんだ」

「私たちはそういったクラブではないし、そうすることはできない。本当に裕福ではあるが、他のチームがやっていることはできかねる」

「だがその必要もないし、シーズン中に解決策を見付けるべきだ。時には移籍市場で解決策を見付けることもあるし、私たちもそうした。一方で、トレーニング場で解決策を見付けるべき状況もあり、それが私たちが今していることだ」

 クロップ監督が指揮官に就任した2015年以来、着実に歩を進めているリバプール。即戦力の補強はしていないとはいえ、今夏は主力の流出も防いでおり、新シーズンにはさらに成熟した姿を見せてくれそうだ。

●プレミアリーグ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP