beacon

ヤンキースは宿敵? “レッズ”リバプールが米遠征を終える…「我々どう見てもレッドソックス」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユルゲン・クロップ監督が野球スタジアムでの試合開催を語る

 リバプールは25日にアメリカのヤンキースタジアムで行われたプレシーズンマッチでスポルティング・リスボンと対戦。2-2のドローに終わった。

 スポルティングは開始4分に先制。MFブルーノ・フェルナンデスがシュートを放ち、リバプールGKシモン・ミニョレの取り損ねたボールはそのままゴールへ吸い込まれた。しかしリバプールは同20分にFWディボック・オリギが、44分にはMFジョルジニオ・ワイナルドゥムがゴールを決めて2-1と逆転に成功する。

 すると、スポルティングは後半8分にMFマルコス・ダ・シウバが同点弾。激しい攻守の入れ替わりも試合はそのまま終了し、2-2の引き分けとなった。ドイツの通信社「Ruptly」では、リバプール指揮官ユルゲン・クロップの試合後の記者会見の様子を伝えている。

 リバプールのアメリカ遠征はスポルティング戦で終了。指揮官は「ここまでのプレシーズンは多くのポジティブなことがあった」と振り返りつつ、「この種の試合は重要ではあるものの、本当の価値はない。なぜならプレミアリーグが始まってしまえば、インテンシティや集中力のレベル、その他あらゆるすべてが、まったくもって異なるレベルになるからだ」と冷静に内容を省みている。

 アメリカ遠征ではヤンキースタジアム以外にもフェンウェイパークなどの野球スタジアムで試合が開催された。クロップ監督は「アメリカのスタジアムの状態は常に挑戦になる。すばらしいスタジアムばかりだが、基本的にはサッカー用のスタジアムじゃないから少しトリッキーなんだ。今日はとても面白かった」と違いを語った。

「というのもグラウンドが左右対称じゃないし、ダイレクトでもないからだ。なんだかおかしいと思ったよ。スタンドがそこにあって、グラウンドがこんな感じで。だけどこの話をもってきてくれた人たちは本当によくやってくれたし、私たちもやろうと決めてここに来た。そして実際に良かった。私はすごく気に入っている。私たちはどう見てもレッドソックスだから、ヤンキースについてあまり良いことを言うのは許されていないんだけどね(笑)」

●プレミアリーグ2019-20特集

TOP