プレシーズン期間、北米遠征中のレアル・マドリーは負傷者が続出する事態となっている。

　26日に行われたアトレティコ・マドリー戦では前半だけで5失点を喫し、3-7という大敗で決着した。

　この試合では前半途中、ビニシウス・ジュニオールが放ったクロスにFWルカ・ヨビッチが飛び込み、GKヤン・オブラクと激突。ヨビッチはなかなか立ち上がることができず、そのまま29分にカリム・ベンゼマとの交代を余儀なくされた。

　スペイン『マルカ』はヨビッチの負傷交代について「マドリーでは負傷者が続出している」という見出しで次のように伝えた。

「プレシーズンでは序盤から、レアル・マドリーに負傷者が相次いで生まれている。最初はブラヒム(ディアス)、(マルコ)アセンシオ、(フェルランド)メンディ、そして今回のルカ・ヨビッチだ」

「ヨビッチはバイエルン戦でほとんどボールに絡むことができなかった。そしてアトレティコ戦ではオブラクと衝突時に左足首を痛めた模様。負傷交代を余儀なくされ、おそらくアウディカップのメンバーとしてミュンヘンに向かうことはできないだろう」

　北米3連戦を終えたレアルはこの後、アウディカップに挑むためドイツへ移動することになっている。今夏、レアルに加わったばかりの新FWヨビッチのケガについて詳細は明らかになっていないが、このまま遠征メンバーから外れる見通しが高いと現地メディアは伝えている。

　プレシーズン期間から負傷者が続出しているレアル。センターFWのヨビッチがしばらく離脱することが確実視され、指揮官ジネディーヌ・ジダンにとっても頭の痛いチーム状況となりそうだ。

　このあとレアルはドイツに移動し、現地時間30日にトッテナムと戦う。

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