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ルカクがユーベと年俸11億円で合意…移籍成立へ残すはディバラの了承のみ

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移籍市場閉幕まで残り約1週間…

 ベルギー代表FWロメル・ルカクは、ユベントスと条件面で合意に至った。『Goal』の取材で明らかとなった。

 セリエA9連覇、そして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇のために積極的な補強を敢行するユベントス。オランダ代表DFマタイス・デ・リフトの熾烈な争奪戦を制し、さらにアーロン・ラムジーやアドリアン・ラビオをフリーで獲得することに成功。クラブのレジェンドであるGKジャンルイジ・ブッフォンもチームに復帰するなど、充実なマーケットを過ごしている。

 しかし、マウリツィオ・サッリ新監督の下で準備を進める“ビアンコネッリ”は、さらなるチーム強化を求めていることが伝えられている。FWゴンサロ・イグアインの退団が濃厚な中で、ストライカーの獲得を求めている。

 そんな中、ユベントスはトップターゲットにマンチェスター・ユナイテッドFWルカクを定めたことが複数メディアで報じられており、7月31日にクラブ間交渉のためファビオ・パラティッチSDが渡英したことが『Goal』の取材でわかっている。

 そして、選手とは条件面で合意に至った。年俸は900万ユーロ(約11億円)ほどだ。

 しかし、ルカクの移籍はFWパウロ・ディバラがマンチェスター・ユナイテッド移籍を了承しなければ実現しない。現在両クラブの間では25歳のアルゼンチン代表FWについても交渉が行われており、ディバラ自身は退団を望んでいないものの、ユべントス側は選手を納得させるとマンチェスター・Uに約束させたとみられる。なお、マンチェスター・Uはルカクの移籍金を8000万ユーロ(約96億円)と評価しているようだが、ユベントスはディバラの放出で少なくとも9000万ユーロ(約108億円)を得たい考えだ。

 移籍成立に、残すはディバラの合意のみとなったとみられる両者間の大型移籍。プレミアリーグの移籍市場閉幕まで残り約1週間となった中、全員が納得する形でビッグディールが成立するのだろうか。

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