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エメリ、主将コシールニーについて「希望は捨てないが、彼は退団を望んでいる」

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去就が注目されるローラン・コシールニー

 アーセナルウナイ・エメリ監督は、退団を希望す主将ローラン・コシールニーについてコメントした。

 2010年のアーセナル加入以降、クラブのDFラインを支え続けたコシェルニー。アキレス腱断裂の重傷を負うなど困難な時期もあったが、これまで公式戦350試合以上に出場。昨季はキャプテンにも任命された。しかし、今夏アメリカへのプレシーズンツアーへの帯同を拒否。退団のために強行とも言える手段をとっている。

 そんなコシェルニーに対し、エメリ監督は「残留を諦めない」としながらも、本人の希望を尊重すると語っている。また、代役確保に動くことも示唆した。

「彼は我々にとって非常に重要な選手だ。彼やチームとも話している。私の責任、クラブの責任、彼の責任についてね。もし今シーズンも残ってくれるのであれば、大きな違いとなる」

「現状では、非常に個人的な決定だ。我々はそれをリスペクトする。彼と話しを続けており、最適解を探している。彼のような選手が必要だ。説得を試みてはいるが、決断を尊重するよ。新シーズンも一緒にいてくれるという希望は捨てない。だが、彼は去る決断をしている。他の選手とともにどう成長できるかを考えている」

「今いる選手たちと協力しながら、ディフェンスラインを強化したい。センターバックについて話しているが、今のスカッドには多くの良い選手がいる。もしもう1人と契約するとしたら、我々の選手よりも明らかに優れた選手になる。スカッドには6人もいるからね。(移籍市場は)8月8日までで、この数日間何ができるか話し合う必要がある」

 以前の報道では、コシェルニー自身はレンヌと個人合意に達しており、先日ロンドンでアーセナル、レンヌ、選手代理人が会談を行ったとも伝えられている。指揮官は主将の残留を願っているものの、退団は確実なようだ。

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