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開幕勝利も守護神アリソン負傷でリバプールに暗雲…クロップ監督も心配

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開幕戦で負傷したGKアリソン・ベッカー

 リバプールの守護神アリソン・ベッカーが開幕戦で負傷交代するハプニングに見舞われた。

 9日に開幕を迎えた2019-20シーズンのプレミアリーグ。優勝候補の一角に推されるリバプールは、ホームのアンフィールドで昇格組のノリッジと対戦した。幸先よくオウンゴールで先制したリバプールはその後も得点を重ね、前半30分までに3点のリードを奪う。しかし同39分、ゴールキックを蹴った直後にアリソンが足を抱えて倒れ込み、アドリアンとの途中交代を余儀なくされた。

 4-1で開幕戦の勝利を飾ったリバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で負傷したアリソンについて「GKのシチュエーションはこの勝利に影を落とした」と話し、現段階で判明している状態について明かした。

「彼は何かに打たれたと感じたようだ。だから、良い兆候ではないと思う。明らかに筋肉が張った以上の状態だとわかる。今ははっきりとしたことはわからないが、とても良いようには見えない」

 2018年夏に当時のGK史上最高額で獲得し、昨季はプレミアリーグとチャンピオンズリーグの全試合に出場したアリソン。リーグ戦では最少失点を記録し、14年ぶりのCL制覇に大きく貢献したブラジル代表GKが筋肉のトラブルで長期的に離脱することになれば、リバプールにとって計り知れないほどの大打撃になることは間違いない。

 なお、リバプールは14日にUEFAスーパーカップでヨーロッパリーグ王者のチェルシーと対戦。その後17日にサウサンプトンと対峙した後、ビッグ6の一角であるアーセナルとの大一番を24日に迎える。

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