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ネイマール、今夏のバルセロナ復帰は消滅…移籍市場最終日までにパリSGと合意できず

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ネイマールのバルセロナ復帰は消滅か

 移籍が噂されたネイマールだが、少なくとも1月まではパリSGでプレーを続けることになった。『Goal』の取材で明らかになった。

 今夏の移籍市場で、その去就に多くの注目が集まっているネイマール。パリSGを退団し、バルセロナに復帰することを熱望するブラジル代表FWだが、両クラブは移籍市場閉幕までに合意に達することができず、今夏の移籍は消滅する模様だ。

 パリSGは当初、関係性の悪化するバルセロナからのネイマール獲得オファーに耳を傾けるつもりはなかったものの、ネイマールがカンプ・ノウで再びプレーすることを強く望んだために、態度を軟化。適切な金額が提示されれば、同選手の売却にゴーサインを出していたと報じられてきた。バルセロナは、交渉が長期化するも、移籍市場最終日の9月2日までにネイマールと再契約を結べることを楽観視。ファイナンシャル・フェア・プレー違反をかわすために、すでにコウチーニョをバイエルンに放出するなど受け入れ態勢を整えてきた。

 パリSGとバルセロナの両クラブは、首脳陣による会談を重ね、ネイマールの移籍を実現するための条件として、フランスのクラブは現金に加え、ネルソン・セメドの譲渡を求めていた。しかし、スペインのクラブにポルトガル代表サイドバックを放出する意思はなく、イバン・ラキティッチを取引に加える案も出ていたようだが、これも実現しなかった。

 さらに、2017年にネイマールと入れ替わってバルセロナに加入したウスマン・デンベレのフランス行きなども報じられていたが、フランス代表FWは母国に新天地を求めることを拒否。これまでに長期の離脱や素行不良など問題を抱えてきた同選手だが、今シーズンはアウトサイドのキーマンとなる可能性もあり、また選手本人もスペイン王者でキャリを続けることを望んでいるため、パリ行きの可能性はなくなっている。

 結局何度も会談を重ねた両クラブだったが、合意は見つけられず。ネイマールの古巣復帰は1月以降に持ち越しとなりそうだ。

 今シーズン、コパ・アメリカ2019開幕前に負ったケガのため、依然としてメンバー外が続くネイマール。それでも、1月まではパリSGでプレーを続けることが濃厚となった。9月のインターナショナルブレイクではブラジル代表に招集されており、コロンビア、ペルーと対戦した後、14日に予定されているパルク・デ・プランスでのストラスブール戦でピッチに立つことになりそうだ。

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