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成功のマーケット?アーセナル、11人放出で年俸58億円を削減

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ローマへ期限付き移籍となったヘンリク・ムヒタリアン

 アーセナルは今夏の移籍市場で、11人のトップチーム選手を放出。彼らの放出で、年俸4500万ポンド(約58億円)を削減することに成功したようだ。英『Times』が伝えている。

 予算が限られた中、クラブ史上最高額8000万ユーロ(約93億円)を投じてFWニコラ・ペペを獲得。さらにDFダビド・ルイスやMFダニ・セバジョスなど、様々な方法を駆使して実力者の獲得に成功したアーセナル。新加入選手はすでにチームにフィットしつつあり、上々のマーケットを送った。

 一方で、アーセナルは人員整理にも着手。昨季限りで引退したGKペトル・チェフを始めとし、MFアーロン・ラムジーやFWダニー・ウェルベック、DFローラン・コシールニーなどがクラブを去っていた。

 そして移籍市場最終日には、MFヘンリク・ムヒタリアンローマへ期限付き移籍で放出。アルメニア代表MFは、トップチーム登録の選手では11人目の退団選手となっている。『Times』によると、2018年にFWアレクシス・サンチェスとのトレードで加入したムヒタリアンは、週給18万ポンド(約2300万円)を受け取っていたという。今回のローン移籍では、ローマがこの給与を全額負担することになっている。

 同メディアによると、アーセナルは11人の放出により、週給にして90万ポンド(約1億1500万円)を削減することに成功したようだ。年俸に換算すると、4500万ポンドをカットしたことになる。

 他クラブで結果を残した実力者を獲得し、人員を整理したアーセナル。今夏の移籍市場での活動は、成功と言って良いのかもしれない。

 以下、アーセナルが放出したトップチーム登録の選手。

ペトル・チェフ(引退)
アーロン・ラムジー(契約満了)
ダニー・ウェルベック(契約満了)
ローラン・コシールニー(→ボルドー)
ナチョ・モンレアル(→ソシエダ)
モハメド・エルネニー(→ベジクタシュ)
アレックス・イウォビ(→エバートン)
ダビド・オスピナ(→ナポリ)
ステファン・リヒトシュタイナー(契約満了)
カール・ジェンキンソン(→ノッティンガム・フォレスト)

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