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鎌田大地を計算に入れていなかった新加入スイス代表MF「彼のクオリティにはかなり驚いた」

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フランクフルトで定位置をつかんだFW鎌田大地

 日本代表FW鎌田大地は今シーズン、フランクフルトでレギュラーの座を手にしている。新加入のスイス代表MFジブリル・ソウは、同選手のプレーに驚きを示した。

 フランクフルトは今夏、ヤングボーイズからアディ・ヒュッタ―監督の教え子でもある22歳のソウを獲得。ソウに対しては1200万ユーロを投じたオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガーの完全移籍での加入に次ぐ900万ユーロとクラブ史上2位の高額を費やしたとされ、クラブは今後の主力選手として迎えている。

 そんなソウだが、ドイツ『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』のインタビューで、移籍前に自身のポジションが被る可能性のあるライバルになり得る選手として、鎌田の存在も「計算に入れていたか」と問われると、「ノー」と即答。昨季期限付きでシント=トロイデンに送り出されていた同選手について、次のように続けている。

「彼のクオリティにはかなり驚いた。(以前と比べて)まったく別のプレーヤーになっている。僕ともまったく違うタイプだ。彼はライン間のスペースをとても上手く利用して、ボールを足に吸い付けて運べるうえ、ラストパスを出すのも上手い」

 自身は主にトップ下や1.5列目のセカンドストライカーの位置につける鎌田を必ずしもライバル視していないようだ。

「僕はそういうところは特に得意ではないのでね。どちらかと言えば、僕は豊富な運動量が求められる8番(インサイドハーフ)の方が合っていると思う。大事なのは、僕たちは一緒にプレーできて、補完し合えることだよ」

 プレシーズンに負傷したため、まだ1日に行われたブンデスリーガ第3節デュッセルドルフ戦での途中出場にとどまっているソウ。鎌田の1つ後ろの列での定位置を狙っているようだ。

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