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スアレスが“Xのジェスチャー”に込めた思い…スペイン紙「最も象徴的だった」

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ルイス・スアレスがゴールパフォーマンスに込めた思い…

 バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、バレンシア戦で見せたゴールパフォーマンスが反響を呼んでいる。スペイン『マルカ』が報じた。

 スアレスは先月16日に行われたリーガ・エスパニョーラ開幕節ビルバオ戦で右足ヒラメ筋を負傷。2試合を欠場した。今月14日に行われた第4節バレンシア戦でベンチ入りを果たすと、3-1の後半15分にFWアンス・ファティとの交代でピッチに立った。

 すると、直後の後半16分、ペナルティーアーク左脇でパスを受けたスアレスがノーステップで右足を振り抜き、さっそく今季初ゴールを記録。ゴールパフォーマンスでは、両手の人差し指を交差させて『X』の形を作り、腕を空に掲げた。

 これは先日、骨肉腫によりわずか9歳で亡くなったルイス・エンリケ氏の娘シャナ(Xana)ちゃんに捧げるポーズだったという。この試合のキックオフ前には黙祷が行われ、バルセロナの選手たちは腕に黒の腕章を巻いてプレーしていた。

 同紙は「今日は特別な夜だった。バルセロナはルイス・エンリケの娘の死後、初めてホームゲームを行った。元監督のルイス・エンリケとその家族への愛情とサポートを示した。最も象徴的だったのは、スアレスのパフォーマンスだった。カンプ・ノウ全体がこの行動を認識し、彼に拍手を送った」と伝えている。

 なお、試合は後半37分にスアレスが追加点。後半アディショナルタイム2分に1点を返されたが、5-2でバルセロナが今季2勝目を挙げた。

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