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ミラン連敗で今季3敗目…指揮官「結果がついてこなくて残念」

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顔を曇らすジャンパオロ監督

 セリエAは26日に第5節3日目を行った。ミランは敵地でトリノと対戦し、1-2で敗戦。今季初の連敗を喫した。

 前節の“ミラノダービー”ではインテルに0-2で完敗したミラン。好調のライバルとの差を埋めるべく、トリノの本拠地スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノに乗り込んだ。

 すると前半19分、FWラファエル・レオンがPA内で倒されてPKを獲得。“9番”を背負うFWクシシュトフ・ピョンテクがゴール左に決め、ミランが先制に成功する。その勢いのままに追加点も狙うが、前半は1-0のまま折り返した。

 ミランは後半、ピョンテクを筆頭に攻撃陣がゴールに迫るが2点目を奪えない。すると逆にトリノが反撃。後半27分、FWアンドレア・ベロッティはPA左手前でボールを収めると、カットインから豪快な右足シュートを放つ。GKジャンルイジ・ドンナルンマのセーブを吹き飛ばしながら、ゴールネットを揺らしてみせた。

 さらにトリノは後半31分、ベロッティがドリブル突破からPA内にパス。斜めに横切るFWシモーネ・ザザがそのまま左足シュートもドンナルンマにセーブされる。しかしこぼれたところを再びベロッティが拾い、浮いてしまったボールをオーバーヘッドキックで押し込んだ。

 ミランはシュートを打てど枠に収まらず。そのまま試合は終了し、1-2で今季3敗目となった。

『フットボールイタリア』ではジャンパオロ監督の『スカイ』のインタビューを伝えている。指揮官は「試合を支配していたが、我々は試合を締める戦い方が出来なかった」と敗者の弁。「チームはできる限りのことをしているのに、結果がついてこなくて残念。彼らは個人プレーでなく、チームとしてプレーしている」と選手たちをねぎらいつつ、「チームで継続していけば、正しい軌道に留まることができる」と改めて自信を語った。

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