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同僚の時計を盗み、解雇の元ニースFWが謝罪&犯行理由を説明

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同僚の時計を盗んだFWラミーヌ・ディアビ・ファディガ

 チームメイトの高級時計を盗んだ元ニースのFWラミーヌ・ディアビ・ファディガは、犯行に及んだ理由を明かした。

 1日、ニースは18歳のディアビ・ファディガの契約解除を突如発表し、その解雇理由は大きな話題を呼んでいる。今夏にアヤックスから加入したFWカスパー・ドルベリの7万ユーロ(約820万円)の高級腕時計が控え室から盗まれる事件が起き、ディアビ・ファディガが犯行に及んだことが発覚し、クラブは同選手のクビを切った。

 そして、衝撃のニュースが流れた翌2日、ディアビ・ファディガは『Twitter』で愚行への謝罪とともに、その理由を明かした。「数日間にわたる前例のないほどのメディアからのバッシングを受け、自分の言葉で話すことを決めた」と綴り、釈明している。

「まず、ファンとクラブを愛するみんなに謝罪したい。デビューを飾ってから、彼らは僕を支え、愛してくれた。その彼らを失望させた僕には、説明する責任があると思う。昨季、14歳から加入したクラブのユニフォームを着て、リーグアンの舞台に立った。でも、ケガで数か月間離脱し、U19でのレッドカードもあったから、復帰はかなり遅れてしまった」

「このことが精神的に悪影響を与え、僕の難しい状況は成功するチームメイトのカスパーとは真逆になってしまった。彼の時計を盗んだのは少しのジェラシーがあったかもしれない。本来はピッチ上で彼と競争すべきだったのに、バカみたいなことをしてしまった」

「この時計から金銭を得ようとしたわけではなく、失望やフラストレーション、不信感からだった。僕はまだ18歳だけど、年齢は言い訳にならない。自分のやってしまったことの責任を取り、カスパー、ディレクターの(ジュリアン)フォーニアー氏、監督のパトリック・ビエラ、キャプテンのダンテ、みんなに謝りたい」

 さらに、ドルベリに対して「彼がニースと彼自身のキャリアで大きな成功を収めることを祈っているし、いつの日かピッチ上で出会えればと思う」と自身の思いを表した。

 16歳でニースのファーストチームデビューを飾り、通算7試合に出場したディアビ・ファディガは、現在リーグ・ドゥ(フランス2部)のパリFCへの加入に近づいている。

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