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ザッケローニ氏がイタリアダービーを分析「ピャニッチは破壊的。サッリズムが見えた」

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元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が7日、イタリアのラジオ局『ラディオ・プント・ヌオーヴォ』のラジオ番組に出演し、イタリアダービーなどについて見解を示した。

 ザック氏は、6日にミラノで行われたインテルとユベントスによるイタリアダービーについて意見を問われると、2-1とユヴェントスが勝利を収めた首位攻防戦を分析。ユーヴェ指揮官マウリツィオ・サッリの哲学が伝わる試合だったと説明している。

「昨夜の試合のユヴェントスはこれまでで一番良かった。サッリズムが見えたよ。私はユーヴェが違った形で試合をすると予想していたが、今回初めてサッリらしさがよく見えた。インテルは苦戦していたね。ユーベは、相手を苦しませることができる相応しい人材を選び、試合に勝つための条件を揃えたことで、相手を不安に陥れた。ユーベやバルセロナのようなビッグクラブは、選手交代をしたときに違いが見える。ユーベは、サイドから攻撃を受けると問題を抱えることもあるが、昨日はそれがなかった。ユベントスは中盤を制して試合に勝利した。昨日の(ミラレム)ピャニッチは破壊的だったよ」

 続いてザック氏は、今シーズン、ここまで13ポイントで4位と出遅れているナポリについて言及。「ナポリはまだ正しいリズムを見つけられておらず、(ロレンツォ)インシーニェも普段通りのプレーができていない。クオリティは疑う余地もないものであり、おそらく問題は技術的なものではなく、ピッチ外にあるはずだ」と指摘した。さらにザック氏は、「ナポリ監督の座をめぐって接触を受けたことがある」と告白。「よく覚えていないが、その後、確か(ボルトロ)ムッティに決まった」と述べ、過去のキャリアを振り返った。

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