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指揮官ランパード、プリシッチ放出の噂を否定「ここは競争力のあるチーム」

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フランク・ランパード監督がプリシッチ放出の噂を否定

 今季からチェルシーでプレーするアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチは、ここまでリーグ戦のフル出場が1試合のみ。常時出場機会を得られていないが、指揮官フランク・ランパードは構想の中に入っていると語っている。

 プリシッチは出場機会の少なさに不満を持っていると伝えられ、1月の移籍市場でチェルシーを去るのではないかとの噂が浮上。だがランパード監督は会見でプリシッチについて記者から聞かれ、次のように述べている。

「放出はないよ。彼は大きな期待を受けてチェルシーにやってきた。それは確かだ。そして彼はまだ21歳になったばかり。競争力のあるチームで常に出られるかどうか、確約ができないわけだからね」

「誰をピッチに送り出すかは常に大きな問題になる。私はトレーニングやプレーの仕方を公平に見ているつもりだし、毎回最善の策を選んでいるつもりだ。その中で、選手たちが常に前向きに力を発揮してくれる環境が必要なんだ」

「プリシッチの年齢をつい忘れがちだよね。彼はドルトムント時代から若くして活躍してきたから。トップレベルのチームでプレーしてきた実績はよく分かっている。ただ、ここでのポジション争いは激しいのが当たり前なんだ。これからもしっかりトレーニングに励み、良い状態をキープしてもらいたい」

 指揮官は「チェルシーで要求される要素は多岐にわたる」と続け、ポジション争いについて、前向きな姿勢で臨むことを期待していると語った。

 今年1月、6400万ユーロ(約80億円)というビッグディールでロンドン行きを決めたプリシッチ。18-19シーズン冬の移籍市場で保有権はチェルシーへ移り、そのままレンタルという形でドルトムントに残留した。

 だが19-20シーズンを迎えると指揮官マウリツィオ・サッリが去り、ランパード新体制へと移行することに。果たしてプリシッチはランパード監督の信頼を勝ち取ることができるのだろうか。9月下旬よりポジションの競合するカラム・ハドソン・オドイも負傷から復帰しており、プリシッチにとっては引き続き真価が問われる状況となりそうだ。

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