リバプールのユルゲン・クロップ監督がトッテナム戦へ向け、記者会見で意気込みなどについて語ってくれた。

　リバプールは昨季、トッテナムとのチャンピオンズリーグ決勝を制して欧州王者に立った。そして今季のプレミアリーグでも好調をキープし、首位を快走中。一方で、トッテナムは不振にあえぎ、プレミアリーグでは7位となっている。

　クロップ監督は「トッテナムについては何も言えない」と話しつつ、このように続ける。

「ジャーナリストは常に外から物事を判断する必要があるが、私はそれが不可能だ。それに火曜日にチャンピオンズリーグで見たのは非常にいいトッテナムだった」

　また、リバプールは23日のチャンピオンズリーグ・ゲンク戦でMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンが2ゴールを挙げるなど、ポジション争いが熾烈なものとなっている。記者から「選手選考は悩みのタネになるのでは?」と質問されたが、クロップは真っ向から否定した。

「いいや!選手のいいプレーから頭痛の原因になるのだとしたら、私の人生は本当に悲しいものになってしまう。彼はマンチェスター・ユナイテッド戦、ゲンク戦でいい影響を与えた。選手としての彼がどれほど好きかは秘密ではない」

「トッテナムに対して最高のメンバーを見つけようとしている。もちろん、直近の試合が常に重要な情報だが、それだけではない」

　リーグ戦では無敗をキープするリバプール。どこが止めることになるのか、注目が集まるところだ。

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