サラゴサの香川真司は30日の全体トレーニングに参加しておらず、週末のラス・パルマス戦への出場が微妙なようだ。スペイン『Heraldo』などが伝えている。

　今夏にドルトムントからサラゴサに加入した香川は、体調不良で欠場したマラガ戦を除き、ここまでリーグ戦12試合に出場して、2ゴールをマークする。しかし、30日のチーム練習をスキップし、フィジオのいるジムで個別トレーニングを行った模様だ。

　クラブによると、香川の離脱は腰部の痛みが原因で、これにより通常のプレーができない様子と同メディアが報道。また、個別の治療に専念する必要があり、11月3日のラス・パルマス戦を欠場する可能性もあるようだ。

　シーズン序盤こそ、香川の活躍もあり好調を維持していたサラゴサだが、現在3連敗中で、直近の8試合でわずかに1勝のみと7位に順位を下げる。勝ち点1の差で10位のラス・パルマスをホームに迎える一戦は、連敗ストップのため、また上位争いに残るためにも勝利が必要だが、日本代表MFの離脱はビクトル・フェルナンデス監督にとって大きな悩みとなりそうだ。

　一方、前節の0-4で敗れたヒホン戦でスペインメディアから辛辣な評価を受けるなど、最近の試合では十分なインパクトを残せていない香川にとっても、負傷により挽回のチャンスを逸することは大きな痛手と言えそうだ。

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