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三好康児の買い取りを示唆?アントワープ幹部「順応はプラン通り」プロ意識も絶賛

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MF三好康児

 アントワープは、U-22日本代表MF三好康児を完全移籍で獲得する意向なのかもしれない。同クラブ幹部のスヴェン・ジャック氏はベルギー紙『Het Laatste Nieuws』で、同選手に対する高い評価を口にした。

 今夏に川崎フロンターレから買い取りオプション付きの期限付き移籍でベルギーへと向かった三好だが、これまで公式戦9試合に出場。今月10日の首位クラブ・ブルージュとの対戦ではリーグ戦初先発を果たし、ラースロー・ベレニ監督も「チームを勢い付ける」と称賛していた。

 そしてジャック氏もまた、22歳MFに満足しているようだ。「コウジは優れたクオリティーと賢い頭を持つプレーヤー」と切り出すと、「ほかの大陸からやって来る若い選手に関しては、様子を見つつ、いかにスムーズに馴染むかを常に注視しなければいけない。だから我々は当時、ミヨシを買い取りオプション付きのレンタルで加えたんだ」と言及。「だが、彼の順応はプラン通りに進んでいるようだね」と好感触を得ている様子を示している。

 さらに同氏は「コウジはこれから英語のレッスンも受ける。言葉は理解できているが、自ら話すのはより難しいからね。とても勉強熱心なので、これらにおいても素早い成長を見せてくれるだろう」とも語った。一方で、「ピッチ外での身体の管理や健康な食生活については、もはや彼に教えることはないね。プロ選手のやるべきことを完璧に理解している。これは彼にとって、キャリアを通して大きなプラスとなるだろう」と太鼓判を押した。

 三好は2020年6月までの期限付きでアントワープに加入。ジャック氏は具体的なコメントを控えたが、買い取りオプションの行使を前向きに検討している様子をうかがわせた。

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