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ボローニャ復帰戦で途中交代の冨安健洋に心配の声も…監督代理は不安を一蹴

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監督代理がDF冨安健洋の不安を一蹴

 ボローニャの監督代理を務めるエミリオ・デ・レオが、24日のパルマ戦終了後に記者会見に出席し、チームについて語った。

 ボローニャは24日、セリエA第13節でパルマとホームのスタディオ・ダッラーラで対戦。前半17分にデヤン・クルセフスキの先制点を許したが、同40分にCKからロドリゴ・パラシオのゴールで同点に追いついた。その後、後半26分に再び失点したボローニャだったが、試合終了間際にブレリム・ジェマイリが豪快なボレーシュートをねじ込んで2-2の引き分けに持ち込み、連敗を3でストップさせた。しかしデ・レオは、このまま謙虚な姿勢を貫かなければならないと主張した。

「相手は状態が良く、自信もあり、実力を発揮していた点で、我々とは違った。我々は終盤の猛攻で結果をつかむことができたが、謙虚さを保たなければならないと考える。満足してはならないことは確かだ。困難だった点? パルマは守りを厚くして得意なプレーをしていた。縦へ攻撃するスペースがあまりなく、我々は素早いパス回しができなかった。もっとできたはずだと思うが、相手を褒めたい」

■「シニシャボローニャの付加価値」

 続いてデ・レオは、白血病の第3段階の治療を終えて退院中のシニシャ・ミハイロビッチ監督に言及。「シニシャは我々にとって付加価値だが、彼の存在に依存して、言い訳にするべきではない。選手たちはもっとやれるだけのクオリティを持っている」と述べ、チームを鼓舞した。

 また会見では、ケガから復帰し、ボローニャ移籍後初めてセンターバックとして出場したDF冨安健洋も話題に上がった。イタリア人記者から「トミヤスはCBとして非常に良いプレーをし、前半終盤もチームの危機を救ったが、また負傷してしまったのか」と、後半39分に途中交代を求めた日本代表DFの状態を心配する声が聞こえた。これに対し、デ・レオは、「問題ない。終盤、足をつってしまっただけだ。彼は復帰したばかりで、今週は少々追い込んでいたのでね。大事をとっての判断だった」と述べ、記者を安堵させた。

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