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ドログバ発言余波

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Text alert@内海(トリノ)

今季いっぱいでチェルシーを離れる決断をした、というドログバの発言はイタリアでも大きな話題を呼んでいる。

スタディオ・スポルト(スポーツニュース番組)によると、ドログバの移籍先はミラン35%、レアル30%、インテル20%、バルサ15%。一方、ガゼッタ・デロ・スポルト紙はミラン30%、インテルとバルサが25%、レアル15%とし、残り5%をマルセイユとしている。

どのメディアもミランをポールポジションに置いているのは理由がある。ドログバはここ3年に渡ってしばしばミラノの町に出没しており、ミランのカラーゼが経営するレストランの常連客。この夏もミラン副会長のガッリアーニと会食する姿が目撃されている。

特に「(ミランの選手としてバロンドールを獲った)ジョージ・ウェアと同じ道を歩みたい」とするドラグバの言葉は、ミランに大きな希望と勇気を与えている。

ミランはロナウジーニョ獲得に全力を尽くしているが、ドログバの発言によって優先順位が逆転する可能性も出てきた。

(文:内海浩子)

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