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またしても議論を呼ぶVAR…マネの得点取り消しに英記者「最悪だね」

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サディオ・マネのゴールはオフサイド

 今季からプレミアリーグで導入されたVARだが、またもその判定が議論となっている。

 14日に行われたプレミアリーグ第17節で、リバプールワトフォードと対戦。38分にFWモハメド・サラーが先制点を奪うと、試合終盤にも追加点を決め、2-0と勝利。リーグ戦8試合連続で白星を挙げ、2位レスターとの差を「10」にまで広げた。

 リバプールは本拠地アンフィールドで快勝したものの、一度得点が取り消されている。50分にMFジェルダン・シャキリのクロスにFWサディオ・マネが頭で合わせ、ネットを揺らしたが、VARレビューの結果マネの位置がオフサイドと判断された。レビュー映像でもワトフォードDFクレイグ・キャスカートと並んでいるようにも見えたが、腕の付け根がディフェンスラインよりも前に出ていたということで無効となっている。

 ユルゲン・クロップ監督は試合後、「あれがオフサイドだった理由が私にはわからない。誰からゴールと言うまで待たなければならないのなら、私はもうこれ以上ゴールを祝わない」と苦言を呈していた。

 マネのゴール取り消しについて、イギリス人著名記者マイケル・コックス氏は「最悪だね。誰かがスクリーン上で線を引くのを見せられる。なんということだ。オンサイドとコールして、試合を続けるべきだった」とSNS上で異議を唱えている。

 今シーズンからプレミアリーグでついに導入されたVARだが、第12節リバプールvsマンチェスター・シティ(3-1)やトッテナムvsシェフィールド・ユナイテッド(1-1)など、数々の議論を呼ぶ判定が繰り返されている。先日各クラブ代表者によって行われた会議でも話題に上り、アーセン・ベンゲル氏がオン・フィールド・レビューを行わない姿勢を非難するなど、イングランドでも大きな注目を集めている。

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