パリSGのFWネイマールは、クラブでチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すことだけを考えていると主張した。

　2017年夏にバルセロナから史上最高額の移籍金となる2億2200万ユーロ(約290億円)でPSGに加入したネイマール。加入直後からチームのキープレーヤーとして活躍するものの、2年連続でCL決勝トーナメント1回戦を負傷により欠場する。エースを欠いたPSGは同選手の加入前も含め、3シーズン連続でベスト16で大会から姿を消している。

　今夏にはバルセロナへの復帰を熱望し、大きな騒動に発展してPSGサポーターを敵に回したネイマールだが、16日のCLラウンド16組み合わせ抽選会でドルトムントとの対戦が決まった後、フランスのクラブで欧州王者に輝きたいと『フランス・フットボール』で話している。

「どうしてここから離れたいなんて思うんだ?僕の契約はまだ2年間残っているし、チームは継続的に成長している。僕たちは良い結果を得ること、できる限り多くのタイトルを勝ち取ることだけを考えている。今シーズンの目標はチャンピオンズリーグだ。僕が優先していることはPSGのことだけ。いつも目の前の試合に勝つことを目標にしているし、毎試合で僕たちはクラブのために戦っている。これが僕の考えだ」

　また、常に一挙手一投足を注目されるフットボール界のスター、ネイマールだが、大衆から目の敵にされる場面も多々ある。これらの批判について「多くの人が真のネイマールを知らない。君たちが目にしているのは完全に異なる何かだ」と不満を口にした。

「真のネイマールはとても穏やかで、とても幸せだ。いつも家族や友人と楽しんでいる。僕は楽しむことが好きで、みんなと過ごすすべての瞬間を大切にしている。自分が主役になろうと思ってプレーしていない。フットボールを愛しているからプレーしている」

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