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指揮官クロップ、決勝弾フィルミーノに「ハグをしようとしたら謝ってきた」

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ロベルト・フィルミーノユルゲン・クロップ監督に謝った?

 11日に行われたプレミアリーグ第22節、トッテナムvsリバプールは0-1で決着した。

 この試合は37分、ボックス内左側でボールを受けたFWロベルト・フィルミーノがトラップ&反転から先制弾を決め、これがそのまま決勝点となった。だがゴールを決めたフィルミーノは試合後、指揮官ユルゲン・クロップに謝っていたという。試合後の会見でクロップ監督が次のように明かした。

「試合後、ボビー(フィルミーノの愛称)のところに行ってハグをしようとしたら、彼は『もっとゴールを決めるべきだった』と私に謝ってきたんだ」

「そんな必要はないと言ったよ。彼はスーパーなプレーヤーだ。最初のゴールチャンスで決めることができなかったことを悔やんでいるようだが、それを気にする必要はない。実際、ボビーのゴールで勝利したわけだし、それ以外にも要所で印象的なプレーを見せていた」

 また、この勝利によりリバプールは勝ち点を61に伸ばし、同じ節で敗れた2位レスター・シティとの勝ち点差を暫定で16に広げた。ヨーロッパ5大リーグで開幕から20勝1分無敗という成績は前人未到の数字となったが、クロップはそのことについても言及した。

「毎試合どういうことをすべきか、適切な対応の積み重ねでやってきているからね。私も50年近くサッカー界を見てきたけど『こんな成績を残すチームが出るらしい』と言われたら、そんなの無理だろ!と即答していただろうね。ただ、何が良くて何が悪いのか、正確に把握することは難しい。常に手探りだよ」

 指揮官は「この状態はとても例外的なものだと思う。数字については意識するつもりはないけど、このような成績を5年後やその後も持続させることができるのか、考えることが重要だと思う。それに今季だってまだまだ気が抜けない。とりわけ、次のゲームは本当に大変だと思うよ」と続け、次戦の相手マンチェスター・ユナイテッドに警戒心を示した。

 リバプールは次節、19日にホームのアンフィールドでユナイテッドを迎え撃つ。

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