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五輪出場決定のU-23サウジ指揮官、韓国との決勝へ強気「優勝カップを母国に持って帰る」

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決勝へ意気込むサアド・アリ・アル・シェフリー監督

 AFC U-23選手権2020タイ決勝が26日に開催。U-23サウジアラビア代表とU-23韓国代表が優勝をかけた大一番に臨む。U-23サウジアラビアのサアド・アリ・アル・シェフリー監督は前日会見で「優勝カップを母国に持って帰る」と強い意気込みを示している。

 決勝に駒を進めたサウジアラビアと韓国は、ともに東京五輪への出場権を獲得。ファイナルはアジアの頂点をかけた戦いとなる。日本との初戦を勝利で飾り、絶好のスタートを切ったサウジアラビアは、無敗のままグループリーグを突破。準々決勝では開催国のタイを1-0で下すと、勢いそのままに準決勝でもウズベキスタンに完勝。五輪出場権を手にしている。

 サウジアラビアのアル・シェフリー監督は、大会を通して「我々は素晴らしい経験を積んだ。開催国のタイやウズベキスタンなど強豪を相手によく戦った」と評価し。「最大限楽しみ、最善を尽くし、五輪出場という目標を達成した」と成果を強調した。すでに五輪への切符を手にした両者が対峙する決勝だが、「勝つために最善を尽くして戦う。我々は優勝カップを持ってサウジアラビアに帰りたいんだ」と強い意気込みを口にした。

 近年、サウジアラビアがアジアや世界の舞台で芳しくない成績であることを指摘されても、指揮官は「U-23代表は良い世代だ」と大きな自信をのぞかせる。「今回の大会を通じて、より発展している。私はこのメンバーが近く2022年のカタールW杯、2026年の北中米W杯で多く活躍すると見ている」と最後まで強気の姿勢を崩さなかった。

 決勝で対峙する韓国については「攻撃力だけでなく、守備力も優れている。すべての部分で良いチームであるため、容易な相手ではない」と警戒したが、「我々はタイやウズベキスタンに続き、強いチームと対峙することになるが、韓国のために計画をよく絞っておいた」と笑みをこぼし、「我々にも良い選手がいるので、良い試合をしたい」と締めくくった。

 決勝は日本時間26日の21時30分にキックオフを迎える。

▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ
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