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東京五輪代表国の最終決定は6月に…アジア女子予選がまたも延期

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女子の本大会決勝は新国立で開催

 アジアサッカー連盟(AFC)は9日、東京五輪アジア予選プレーオフの韓国対中国戦を6月4日、同9日にホームアンドアウェーで行うことを発表した。新型コロナウイルスの流行に伴う措置。本大会のサッカー競技は7月22日に開幕予定だが、わずか1か月半前に全代表国が決まるという緊急スケジュールとなった。

 アジア予選は当初、2グループに分かれて行う3次予選(2月上旬)が韓国・チェジュと中国・武漢で行われるはずだった。ところが新型コロナウイルスの流行に伴い、開催地が中国・南京、オーストラリア・シドニーへと二転三転。またオーストラリア側の特別法により、中国選手の隔離が行われることになり、日程が延期される事態に発展した。

 最終予選にあたるプレーオフは当初、3月前半に行われるはずだった。だが、ともに新型コロナウイルスの流行地である韓国(予選A組1位)と中国(B組2位)が勝ち上がったため、当初は4月に延期された。ところが現状でも流行が収束する兆しがなく、ACLはさらに2か月先の女子国際Aマッチデーへの延期を決定した。

 プレーオフの残り1試合では、予選B組1位のオーストラリアとA組2位のベトナムが対戦しており、オーストラリアが第1戦を5-0で制している。

 なお、現段階で出場国が決まっていないのは男子が北中米カリブ海代表の2枠。女子がアジア代表2枠と、アフリカと南米の大陸間プレーオフで決める1枠の合計3枠となっている。男子の北中米カリブ海は3月下旬〜4月上旬、女子の大陸間プレーオフは4月中旬に開催される。

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