beacon

ファン・ダイクが“無観客”でのPL制覇に懸念「ファンのことを思うととてもがっかり」

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプールDFフィルヒル・ファン・ダイク

 リバプールのDFフィルヒル・ファン・ダイクは、30年ぶりの優勝を目の当たりにできない可能性のあるサポーターの心情を察した。

 今シーズン、開幕から第27節まで無敗を維持するなど、第29節を消化して2位以下に勝ち点25差をつけてプレミアリーグの首位を独走するリバプール。マンチェスター・シティの結果次第ではあるものの、16日に行われる予定だったエバートン戦に勝利すれば1989-90シーズン以来30年ぶりにイングランド王者になれる可能性があった。

 しかし、現在イギリス国内でも感染者が増加の一途をたどる新型コロナウイルスの影響でプレミアリーグは第30節から3週間にわたり延期が決定。4月4日から再開する予定にはなっているが、日々深刻な事態に発展しており、最悪の場合では打ち切り、今シーズンが無効になる可能性すら浮上する。

 無観客での再開を含め、現段階でどのようにシーズンが扱われるか不透明ななか、ファン・ダイクはオランダ紙に対して「仮に空っぽのスタジアム、そこにファンがいない状況でタイトルを勝ち取ることになれば、彼らのことを思うと本当にがっかりだ」と話し、どのような状況になろうともサポーターのために戦うことを誓った。

「もちろん、アンフィールドにファンがいなければその影響は小さくはないし、誰だってファンがいない状況でプレーしたいなんて思わないはずだ。これからどのように続けるか決断が下されるまで、この状況に対処しなければいけない。でも、仮にそのような状況になったとしても、僕たちはファンにタイトルを届けるために戦う」

 今シーズンの行方に関してさまざまな憶測が広がるなか、プレミアリーグと所属する20クラブは19日に2回目の緊急会議を行うことになっている。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP