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シャビが考える“ 強いバルサ”とは?「レアルみたいに運でCLは勝てない。相手を圧倒しなければ」

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バルセロナについて語ったシャビ・エルナンデス

 現在アルサッドを率いるシャビ・エルナンデス監督が、古巣バルセロナの在り方について説いている。

 人気ユーチューバーのDJマリイオ(DjMaRiiO)とのインタビューに応じたシャビ監督は、いつか指揮を執ることを夢見るバルセロナの今季について問われた際、その中で自身の考えるバルセロナ像を描いていった。

「リーガではバルセロナがいつも本命だと思う。ただチャンピオンズを勝ち取るのは難しい。バルサは対戦相手を圧倒したときにこそ、チャンピオンズを制することができる。バルサはほかのクラブが積み重ねてきた、運任せのプレーをできないんだよ。バルサはいつだって試合を支配しなくては、自分たちのプレーに確信を持っていなくてはならない。相手より優れた場合に勝てるというのは、歴史が物語っていることだ」

 シャビ監督の言う「ほかのクラブ」とは、例えばレアル・マドリーのことだろうか。

「そう、マドリーだよ。なぜ違うんだい? マドリー以外のクラブだってそうだ。バルセロナもスタンフォードブリッジの試合で、イニエスタが相手選手10人を前にしてシュートを決めたことがあった。確かに、あれだって運と言える。でも僕が言いたいのは、リーガで良いシーズンを送れず、4位、5位、6位に位置しながら……そこでチャンピオンズを勝ち取るといったことだ。バルサはそういうことができないが、マドリーはやってのけてしまう。僕はそのことを、少しの運、と言っているわけだよ」

 シャビ監督はまた、遅咲きともされていた自身の現役時代についても言及。選手のブレイクが、チームの結果に依存することを強調した。

「僕のブレイクが28歳くらいだとする意見もある。でも、自分は23~24歳から自分のフットボールを高レベルで実現していた。人々が結果主義であるのは普通のことだ。結果が伴わなければ、人々は見向きもしない。ルイス・アラゴネスが言っていたように、2位であれば誰も覚えてはくれないんだ。でもグアルディオラがバルサを率いたときに、誰もが僕たちのプレーと勝ち取ったタイトルを称賛した。スペイン代表でも同じことが起こったね」

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