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性行為も禁止か…ブンデスが厳格ガイドラインで再開目指す「できること全てを行う」

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ブンデスリーガは徹底したガイドラインで再開を目指している

 試合再開を目指すブンデスリーガは万全を期して様々なガイドラインを設定。その中には選手の性行為も禁止する可能性が出ている。26日、英『ザ・サン』が伝えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、欧州サッカー界では軒並み自粛ムード。比較的感染者が少ないドイツのブンデスリーガでも3月13日にリーグ戦中断を決め、現在もそれは続いている。早ければ5月9日の再開を目指している。

 いまだに感染の拡大は続いているため、試合開催は厳戒態勢で行われ、無観客試合が濃厚となっている。さらにドイツ・サッカーリーグ機構(DFL)は細かいガイドラインを設定。ホームチームは自家用車での来場を推奨し、アウェーチームは異なるバスでのスタジアム入りが好ましいと指摘する。バスは到着時点で消毒を徹底。選手はスタジアムに入る際に体調のチェックが行われる。

 さらに、スターティングメンバーとベンチ入りする選手は食事、ウォーミングアップ、更衣室を別々に分け、ミーティングも最小限に。シャワーも間隔を空けるように推奨されている。試合開始直前も2チームがともに入場することはなく、マスコットも不在。写真撮影や握手、ピッチ入りのタイミングさえも分けられるという。

 厳しいチェックはいよいよ選手のプライベートに関するところまで及ぶ。感染の兆候が見られる選手は、パートナーとのキスや性行為も禁止されてしまう。

 同メディアは「野心的」とブンデスリーガの徹底したガイドラインを評価。「サッカーを再開するためにできる限りのことをしている。このガイドラインによって成功したと証明されれば、他のリーグがこのガイドラインに沿ってブンデスリーガの成功に追随できる」と期待を込めている。

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