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ゲッツェ、今夏フリーでの退団が決定的…自らドルトムントからの移籍の意思を固めた模様

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MFマリオ・ゲッツェ

 ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは今シーズン終了後にドルトムントをフリーで退団することになりそうだ。ドイツ誌『キッカー』によると、選手本人が自ら移籍を望んでいるという。

 現在28歳のゲッツェは、今夏にドルトムントとの契約が満了。2016年、2013年から3年間過ごしたバイエルンから復帰したものの、かつてドイツ最高の逸材と言われていたMFは2度目のドルトムント在籍では期待に応えられず、出身クラブからの退団が決定的に。これまではクラブ側から延長オファーがなかったとされるゲッツェだが、本人もすでに移籍の意思を固めたようだ。

 『キッカー』によると、クラブは高年俸のゲッツェに対し新契約を提示しておらず、ゲッツェと代理人を務めていた父とのミーティングも昨年12月に行っただけで、それ以来話し合いはなかったとのこと。一方で、ゲッツェは今月初旬にメスト・エジルやヌリ・シャヒンのレアル・マドリー移籍を担当し、エムレ・ジャンをリバプールやユベントス経由でドルトムントに連れてきたレザ・ファゼリ代理人と契約を締結。自身の移籍に向けて動き出したと見られる。

 ドルトムントのルシアン・ファーブル監督やドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督の下では“偽9番”として起用されてきたゲッツェは、過去には度々本職は10番(トップ下)または8番(インサイドハーフ)と主張。監督から絶対的な信頼を寄せられないとその力を十分に発揮できないイメージがついてしまった同選手だが、コロナ禍のなかでの今夏のマーケットで自身がフィットすると感じる新天地が見つかるのだろうか。

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