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衝撃発言の元独代表GK、コロナ感染していたことを告白…そして無観客試合に改めて物申す

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イェンス・レーマン

 元ドイツ代表GKのイェンス・レーマン氏は、新型コロナウイルスに感染していたようだ。ドイツ紙『ビルト』で明かした。

 現在50歳のレーマン氏は現役時代はシャルケやドルトムント、アーセナルでプレー。19日にはドイツ『シュポルト1』のトーク番組に出演し、国内での制限が暖和されていないことに苦言を呈すると、「(バイエルン本拠地)アリアンツ・アレーナのように収容人数が7万人のスタジアムに2万人入れることができないかという質問に対して誰も答えられていない」とコメント。さらに「あれほどの規模のスタジアムとなれば、10メートルの間隔を空けてもきっと2万人は入るはず」との主張がドイツで波紋を呼んでいた。

 そんなレーマン氏だが、『ビルト』の取材に対し、「確かに3月半ばに感染し、1日半ほど咳と少しばかりの熱があった」と告白。「2週間の隔離を終え、当局に完治が確認されたんだ。インフルエンザよりは軽かった。もちろん、リスク群の人たちは気を付けなければいけない。ある程度健康な生活を送るのもいいかもしれない」と語った。

 一方、物議を醸した自身の発言に関しては「未だに納得できるような意見を耳にしていない」と改めて無観客試合での再開への疑問を強調。「シートは4分の1だけ埋めれば、距離を十分に置けるはずだ。距離を保たない人は追放してスタジアム入場禁止処分を科せばいい」と続け、先日ドイツ連邦議会議長のボルフガング・ショイブレが求めた経済復興のための制限緩和にも賛同の意を表した。

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