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フィリペ・コウチーニョは来季も再移籍か…あと24試合出場でバルセロナ側は約24億円の追加支払い

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バイエルンにレンタル中のMFフィリペ・コウチーニョ

 今季、バルセロナから1年間のレンタルでバイエルンに籍を置いているブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。同選手は2018年1月にリヴァプールよりバルセロナへ完全移籍したが、その際に特殊な契約条項が複数盛り込まれていたようだ。

 スペイン『マルカ』はコウチーニョについて「もし来季ブラウ・グラーナ(バルセロナ)に戻ったとして、24試合以上に出場した場合、バルセロナはリヴァプールに2000万ユーロ(約24億円)追加で支払うことになる」と伝えた。

 コウチーニョは1億2000万ユーロ(約144億円)の契約解除金で2018年1月、バルセロナに加わった。同選手はバルセロナで公式戦25試合出場した段階で、500万ユーロ(約6億円)を追加でバルサ側が支払う契約があったとのこと。さらにUEFAチャンピオンズリーグへの選手登録により、1000万ユーロ(約12億円)の追加オプションも発生していたという。

 特殊な契約条項の中に、同選手がバルセロナで公式戦100試合に出場した時点で、2000万ユーロを追加で支払うという条件もあったようだ。コウチーニョはバルセロナですでに76試合に出場しており、来季もしバルセロナで公式戦24試合に出場した場合、バルセロナはリヴァプールにさらに高額の支払いをすることになる模様。

 19-20シーズンは1年間のレンタルでバイエルンに移籍しているコウチーニョ。現状では来季バルセロナに復帰する見通しとなっているが、今後バルセロナでプレーする可能性は低いと見られている。複雑な契約条項があり、バルセロナ側はコウチーニョをチームに置いておきにくいという事情もあったようだ。

 果たしてバルセロナは今夏コウチーニョを完全移籍で手放すことになるのだろうか。その去就は今後も注目を集めることになりそうだ。
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