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トッティ氏が明かす“最も楽しめた選手”とは?「彼となら目をつむったままでもプレー」

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フランチェスコ・トッティ

 元イタリア代表のフランチェスコ・トッティ氏が、インスタグラム上でライブ配信を行い、元同僚のアントニオ・カッサーノなどについて語った。

 1989年にローマの下部組織に入団して以降、2017年にキャリアを終えるまで長年にわたってローマ一筋を貫いたトッティ氏。2001年から2006年にかけては、もう1人の天才、カッサーノと共にプレーした。元ローマのレジェンドは、ピッチ内外で数々の騒動を巻き起こしたバーリ出身の悪童の才能を惜しんだ。

「カッサーノはかなりの才能を無駄にしてしまった。能力の30%程度しか発揮することができなかったと思う。それでもアントニオはナンバーワンの選手。技術的な面において、誰よりも私を楽しませてくれた選手だった。彼となら目をつむったままでもプレーできた」

 新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグがストップする中、カッサーノはSNS上などでカルチョを語り、様々な逸話を披露してきた。トッティ氏は元同僚との共演について難色を示し、「彼は頭がおかしいから、一緒にライブ配信をしようとしたら、こちらがおかしくなるよ」と冗談ながらに皮肉を述べた。

 続いてトッティ氏は、リバプールFWモハメド・サラーについて言及。2017年夏のローマ退団の裏側を明かした。「彼が退団を望んだのではなかった。あの時はクラブが危機的状況にあったから。はっきりさせておくべきだと思う」と語った。

 さらにローマが誇る若き逸材、MFニコロ・ザニオーロにも触れ、「彼は非常に強い選手。しかしまだキャリアの序盤であり、これから証明していかなければならないことはたくさんある。高いレベルで100試合をこなして初めて評価することができると思う。きっとこれからも成長できるだろう」と期待を寄せた。

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