スペインサッカー連盟(RFEF)は、シーズン再開時の交代枠拡張を提案することを発表した。

　新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断され、再開された場合でもシーズン完結に向けて過密日程に直面することが確実なフットボール界。国際サッカー連盟(FIFA)は先日、タイトなスケジュールにより、負傷のリスクが高まり、試合の質が落ちることを懸念して、交代枠を通常の「3」から「5」に拡張することを提案し、国際サッカー評議会(IFAB)の承認を待つ段階だ。

　そんな中7日、リーガ・エスパニョーラとともにシーズン再開に向けて取り組むRFEFは、FIFAの指針に基づき、シーズンが再開した場合、1部だけではなく、国内すべてのカテゴリーや今後行われる可能性のあるプレーオフで交代枠を拡張することを提案する声明を出した。

　その中で「例外的に国内すべてのカテゴリーで各チームの交代枠を5名に拡張することを明日(8日)の会議で話し合う」と綴り、リーガのハビエル・テバス会長とは前もって協議したことを明かした。また、FIFAが提案していたように「交代による時間ロスを避けるために、交代機会を3度までに制限する」と定められるようだ。

　なお、この提案は「スペインサッカー連盟はフットボール選手の健康を守るための方法を提案したい」と、過密日程の中、負傷のリスクを下げるための特例措置であることを強調した。

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