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シメオネのスタイルを同胞指揮官が批判「アトレティコの試合は絶対見ない。『唯一価値あるのは勝利』は害悪だ」

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ディエゴ・シメオネ監督

 アルゼンチン人の指導者アンヘル・カッパ氏が、同胞であるアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督のスタイルに嫌悪感を示した。

 リーベル・プレートなど母国アルゼンチンのチームや、スペイン、ペルー、南アフリカ、メキシコでも指揮を執った経験のある現在73歳のカッパ氏は、『フォックス・スポーツ』でシメオネ監督の堅守速攻を最大の武器とするプレースタイルを批判。「害悪」なものであると断じている。

「アトレティコ・マドリーの試合を見に行くことは絶対にない。敬意は表すが、私は違うフットボールを好んでいる」

「最も好ましくないのは、彼のメッセージだ。『唯一価値あることは勝利』と言ってしまうことだね。その言葉はフットボールにとって害悪だよ。それにアトレティコは、ここ5年でUEFAカップ(ヨーロッパリーグ)しか勝っていないじゃないか」

「結果に値する試合を演じようとするチームもあれば、相手のミスを期待するチームもある。私は、勝利にふさわしいプレーを見せるチームを好むよ」

 常に賛否両論であり続けているシメオネ監督のスタイル。なお今季のチャンピオンリーグ決勝トーナメント1回戦で対戦し、敗退に追いやられたリバプールのユルゲン・クロップ監督も「彼のプレー方法は理解できるものではない」と語っていた。

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