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長谷部誠を手放す可能性も?クラブ強化担当は延長オファーも監査役会から“待った“

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MF長谷部誠の今夏以降の去就は未定

 フランクフルトは元日本代表MF長谷部誠と契約延長に至るのだろうか。地元メディア『op-online.de』によると、同選手の今夏以降の去就は未定だという。

 フランクフルトは現地時間16日に行われたブンデスリーガ第26節ボルシアMG戦を1-3で落とし、黒星の再スタートに。スタメン起用せず3点ビハインドを背負う状況の後半29分に長谷部を投入したアディ・ヒュッター監督の判断には現地メディアから疑問符が投げかけられ、ウィンターブレイク以来採用されていない長谷部がリベロ役を務める3バックフォーメーションの復元を求める声も少なくない。

 そんな中、ベテランの今夏に満了となるクラブとの契約状況が気になるところ。以前、すでにクラブ側からは1年間の延長オファーが提示され、新契約の締結は「本人の希望次第」とも伝えられていたが、新たな報道によると現段階の状況は不透明だという。『op-online.de』ではこのように伝えられている。

「ハセベが今季以降も残るかに関しては未定だ。競技面の責任者たちは36歳の日本人選手と1年の契約延長ですでに合意に至ったと見られるも、クラブの監査役会が高い人件費には慎重な構えを示しているようだ」

 ブンデスリーガ再開により放映権料の大半の支払いは確保されたものの、各クラブは無観客での試合開催による入場料やスポンサー料などの減少といった収入減の問題は解消できていない。今後のチームの補強、そして今夏に契約が切れる選手たちの去就への影響がとりわけ大きいものとなるかもしれない。

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