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テレビ中継で“人工の声援”を放送…? プレミアリーグの無観客試合対策

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 イングランドではプレミアリーグの再開後、テレビ視聴者に向けて人工的な声援を流すオプションが検討されているようだ。イギリス『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグは今月17日に再開予定。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客での開催が決まっており、試合の臨場感が失われるのは避けられない状況にある。そうした中、イギリス国内で放送されているブンデスリーガの中継ではある工夫がなされていたようだ。

 それはテレビの試合映像に合わせ、人工的な声援を放送するという試みだ。6日に行われたレバークーゼン対バイエルン、ドルトムント対ヘルタ・ベルリンにおいて、イギリス『BTスポーツ』の視聴者はゴール、ファウルなどのシーンに合わせた場内音声を聴きながら試合を見ることができたのだという。

 この取り組みは韓国・Kリーグのように実際のスタジアム内に音声が放送されているのではなく、あくまでもテレビ視聴者向けに限ったもの。サンプル音源の種類は多岐にわたっており、PKやVARの介入時も含め、かつて録音された音声が製作側によって編集され、放送に挿入される仕組みとなっている。

 なお、これを希望しない視聴者は人工的な音声をオフすることもできる模様。BBCは公式サイト上で賛否のアンケートを取っており、「どちらでも良い」が60%以上を占めている。

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