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DFデ・リフトが語るユーベの3人「卓越した技術の持ち主」「また過小評価されている選手」「トータルフットボールに対する“イタリア人の答え”」

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DFマタイス・デ・リフトが目を引いたユベントスの3人とは

 ユベントスのDFマタイス・デ・リフトは所属クラブに満足しているようだ。6日、『フットボールイタリア』が『トゥットスポルト』の内容を伝えている。

 アヤックスの育成組織出身のオランダ代表DFは、2018-19シーズンにはアヤックス史上最年少となる19歳でのキャプテンに就任し、チームを牽引。国内2冠を成し遂げ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では22年ぶりの準決勝進出を果たした。そして19年夏にはユベントスに移籍。かつて守備の国と謳われた新天地で活躍を目指している。

 新型コロナウイルスの影響によるロックダウン(都市封鎖)を経て、6月20日にはセリエAが再開する。弱冠20歳の若きディフェンスリーダーは昨夏を振り返り、「幸せというのが最初の感情でした。世界最大のクラブのひとつであるユベントスが僕を獲得してくれたのだから」と喜びを噛みしめた。

 名門アヤックスと比較しても、ユベントスは世界的な影響が大きいクラブであり、デ・リフトを驚かせたという。さらにチームメートも歓迎してくれており、すぐに馴染めたことを明かす。「ここに来て、素晴らしいプレーヤーと毎日トレーニングができる。僕はサッカーを上達したいので、とても嬉しいんです」と目を輝かせた。

 その中でも、デ・リフトが特に目を引いた人物を3人挙げている。

「正直、チームの全体的なレベルは本当に高いです。クリスティアーノ・ロナウドにもはや言葉は必要ないので、ここでは挙げません。私は衝撃を受けた人物、まず一人目はFWパウロ・ディバラです。本当に素晴らしい技術を持っている」

「次は意外に思うかもしれませんが、MFロドリゴ・ベンタンクールです。本当に素晴らしい能力を備えていますが、かなり過小評価されています。将来にとても期待が持てる選手です」

「最後はマウリツィオ・サッリ監督です。彼は戦術家です。試合の側面に非常に注意深さがあり、そして非常に正確なサッカーの考え方を持っています。彼は僕に対し、アヤックスのときと同様に後方からテクニカルに構築してほしいと考えています」

「彼はもちろんイタリア人らしさもあるが、とても“オランダ人”のようです。トータルフットボールに対する“イタリアの答え”だと言えるでしょう」

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