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ドルト同僚が一言、サンチョは「大人にならないと…」

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MFエムレ・カンとMFジェイドン・サンチョ

 ドルトムントMFエムレ・カンがチームメイトのMFジェイドン・サンチョに対し、「もっと大人にならないと」と語っている。『キッカー(日本語版)』が伝えた。

 5月31日のブンデスリーガ第29節パーダーボルン戦で自身初となるブンデスでのハットトリックを達成するなど、第30節終了時点で17得点17アシストを記録するサンチョは攻撃の核として、ピッチ上で絶大なる存在感を放っている。

 しかし、ピッチ外では――。新型コロナウイルスの感染防止対策としてドイツ国内でさまざまな規定が設けられる中、サンチョはDFマヌエル・アカンジとともにマスクを着用せずに散髪へ。その写真が出回り、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は「一般的な衛生基準と感染防止基準に違反した」として罰金処分を科すことを発表した。

 さらにサンチョはDFLの発表後、自身のツイッターで「マジで冗談だろ、DFL!」と批判。この投稿はのちに削除されたが、ドイツ『ビルト』がキャプチャー画面を掲載して報じていた。

 3月に20歳になったばかりのサンチョに対し、26歳のカンは「彼はスーパーボーイだし、正直、僕たちは仲がいい。もちろん美容師を必要とするのも分かるけど、彼はもっとクレバーに、もっと成熟していかないとならない」と語ると、より良い方向に向かわせるには周囲のサポートが必要だと強調した。

「決して悪気があってのことではなく、本人が無自覚なだけで、時おり誤った人を信じるところがあるのかもしれない。そこで、僕たちが必要になってくるんだ。時にはジェイドンを少しリードしなくてはいけないこともある。環境と言うのは非常に重要なものだよ」

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