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“新ピルロ”ことトナーリが明かす…「かなりの努力が必要」であきらめた夢とは?

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ブレシアMFサンドロ・トナーリ

 ブレシアに所属する20歳のイタリア代表MFサンドロ・トナーリが7日、イタリア誌『Sportweek』のインタビューに応じ、子供時代の夢などを明かした。

 ブレシアが生んだ元イタリア代表のスター、アンドレア・ピルロ氏を彷彿とさせる風貌などから注目を集めるトナーリ。夏の移籍市場へ向けてユベントスやインテルなどビッグクラブから熱視線を浴びる中、ピルロ氏との比較に言及した。ピルロ氏は以前、トナーリについて、「別のタイプの選手で私より万能」などと評していたが、ブレシアMFは自身の見解を示した。

「僕の方がより万能な選手だなんて大げさな部分はあったが、僕の言い分は認めてくれた。僕らは似ていないと思う。(ピルロ氏の)発言には驚いたよ。今も言葉が出ないくらい。ただありがとうとお礼を言いたい」

 続いてトナーリは子供時代の夢を告白。プロサッカー選手もしくは聖人になりたかったことを明かした。「聖ルチア宛に手紙を書いたとき、『大人になったらサッカー選手か聖人になりたい』とお願いしたんだ。ただその後、聖人になるには、かなりの努力が必要になると分かったんだ」と断念したことを語った。

 ブレシアが拠点を置くイタリア北部では、新型コロナウイルスが猛威を振るった。トナーリは自身の体験を明かした。

「僕らの住む県は酷い感染の中心地になってしまった。祖母は何カ月も家から外出できず、祖父が眠る墓に花を手向けることすらできなかった。その姿を見るのはつらかったよ。友人たちは給与補償を受けていて、何人かは職を失った。連絡は毎日取り合っている。誰も孤独に見放してはならないからね」

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