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ザック氏が明かす監督復帰に踏み切れない理由「今も変わらず好奇心はあるが…」

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 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が11日、イタリア紙『イル・ジョルナーレ』のインタビューに応じ、自身の去就などについて語った。

 ザッケローニ氏は、ミランやユベントス、インテルなどセリエAのビッグクラブの指揮官を務めたのち、日本代表監督に就任。2014年ブラジル・ワールドカップへとチームを導いた。その後は北京国安やアラブ首長国連邦(UAE)代表の指揮を執るなど、アジアを舞台に活躍。2019年1月のアジアカップを最後に、UAE指揮官の座を退いてからは、母国イタリアメディアを中心にコメンテーターとしての活動を続けている。

 そんなザック氏は、自身のキャリアを振り返り、母国での活動にピリオドを打ち、アジアでの冒険を志した理由を告白。「私はユヴェントスでの経験の後でアジアへ向かい、日本で4年間指導した。それから中国、UAEへと舞台を移したが、そうすることを決めたのは、国際大会に出場するなど違うことをしたかったからなんだ」と語った。

現在、監督として1年以上にわたって活動を停止しているザック氏。ピッチ外の問題が理由で復帰に踏み切れないことを明かした。

「監督としての好奇心は今も変わらずある。しかしピッチ内というより、ピッチ外での戦いに耐えられるかどうか分からない。私は代理人を雇ったことが一度もない。常に自分自身で契約を管理し、人に委任したことがない。クラブの幹部らと戦いをする気力がまだあるかどうか自信がない。ピッチ内であれば問題はないが、ピッチ外ではかつてのように振る舞えるかどうか分からない」
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