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ボローニャ、冨安健洋らの“檻戦法”でC・ロナウド封じへ「トミヤスが砦に」と伊紙

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DF冨安健洋がC・ロナウド封じへ

 日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは、22日のセリエA第27節ユベントス戦へ向けて対策を練っている。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が11日、報じている。

 シニシャ・ミハイロビッチ率いるボローニャは今シーズン、新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断までにセリエAにおいて9勝10敗7分で34ポイントを獲得して暫定10位。ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ナポリとの差はわずか5ポイントとなっている。EL出場権獲得の夢を掲げるボローニャのセリエA再開後の初戦は、22日に予定されているイタリア王者ユベントスとのビッグマッチ。イタリア紙は、ボローニャがユーベ戦へ向けて守備にスポットライトを当て、ポルトガル人スーパースター、FWクリスティアーノ・ロナウド対策を練っていることを紹介している。

 ボローニャはこれまで26試合を消化して42失点。守備が課題とされており、スタッフの間では、「この守備をどのようにして改善すべきか」、「C・ロナウド台風をいかにして止めるべきか」が検討されている。具体的には、「プレスを強化し、3人によるマークで最も手ごわい相手を檻のように囲む」戦法が浮上しており、「まさにユヴェントス戦において、C・ロナウドを相手に試すことになる」と伝えている。「檻戦法は古い考え方ではあるが、ミハイロビッチはよりダイナミックで現代的な形で実行に移すことを望んでおり、攻撃面も両立させる」と補足している。

 そのC・ロナウド対策の重要メンバーとしてリストアップされているのが21歳の冨安。「トミヤスが砦の1人目になる。2人目はダニーロで(ガリー)メデルがサポート役となる」と伝えた。イタリア紙は、ボローニャが今後の練習において、冨安らを中心としたC・ロナウド対策を実践に移していくとの見解を示している。22日のユベントス戦における若き日本代表DFとC・ロナウドの対決は注目されるところだ。

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