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首位なのに「優勝はもう無理」…ピケの発言にバルサ指揮官が反応

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ピケの発言について語ったキケ・セティエン監督

 バルセロナのキケ・セティエン監督がDFジェラール・ピケの「もう優勝は非常に難しい」という発言に対し、自身の見解を示した。スペイン『アス』が報じている。

 首位バルセロナは19日、リーガ・エスパニョーラ第30節でセビージャとのアウェー戦に臨み、スコアレスドローに終わった。この結果、2位レアル・マドリーとの勝ち点差は暫定で3。レアルが21日に勝利を収めると、バルセロナと勝ち点65で並ぶ。リーガは同じポイント数の場合、当該対戦成績で順位が決定。今季レアル戦で1分1敗のバルセロナは首位陥落の可能性がある。

 これを受けてピケは試合後、「もう今季のリーガで優勝することは非常に難しいと思う。できる限りのことをするけど、彼らはあまりポイントを落とすことはないだろうね」と結果が出る前から“白旗宣言”をしていた。

 だが、セティエン監督は「ピケの件は、その瞬間のフラストレーションによるものだと思う」と、感情的になって発した言葉だと推測している。

 試合については「開始から30分は非常に良い時間帯があったので自信を持っていたが、その後に混乱してしまった。後半は我々の生命線となるボールを失った」と反省。それでも「私はレアル・マドリーが全ての試合で勝つことはないと確信している。だから、明日には違った考えをしているだろう」と、優勝の望みは捨てていない。

 バルセロナの残り試合はあと8つ。セティエン監督の言葉通り、まだ何が起こるか分からない。指揮官は「(レアルの結果に左右されるため)我々次第ということではなくなったが、楽観的になる必要がある」と説いた。

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