マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が20歳MFフィル・フォーデンを絶賛している。イギリス『BBC』が伝えた。

　将来を嘱望されるフォーデンは、これまでプレミアリーグの舞台で真価を発揮できずにいたが、再開初戦となった17日の第28節延期分のアーセナル戦(○3-0)でプレミア初得点を記録。そして22日の第30節バーンリー戦(○5-0)では、前半22分に右CKの流れから左足で強烈なミドルシュートを決めると、後半18分にはFWガブリエル・ジェズスのアシストからダメ押しの5点目を奪う活躍を見せた。

　シティは今季終了後、10年在籍した34歳MFダビド・シルバを失うことになる。だが、グアルディオラ監督はフォーデンがいる限り、今夏に退団するスペイン人MFの代わりを獲得する必要はないと語った。

「ダビドが最後のシーズンだと告げた時、私は首脳陣に対してフィルがいるから投資は必要ないと言ったんだ」

「次の10年、あるいは15年で、彼は私たちにとって傑出した選手になるだろう。そのことに疑いの余地はない」

　また、フォーデン自身はバーンリー戦を振り返り、「自分にとってシティのユニフォームを着てから最高の試合だった」と大満足。「チームの一員としてプレーできることはいつだって嬉しいことだ。僕は自分のサッカーを楽しんでいる。大切なのは結果を出すことであり、チームがどうプレーするかだ。僕らの調子はいいよ」と充実感をにじませた。

---

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中