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ラキティッチが決勝弾!! 無失点続くバルセロナ、“VS久保”控えるレアルに重圧与える白星

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決勝ゴールを挙げたMFイバン・ラキティッチ

[6.23 リーガ・エスパニョーラ第31節 バルセロナ1-0ビルバオ]

 リーガ・エスパニョーラは23日、第31節を行い、前節で2位に転落したバルセロナビルバオに1-0で勝利した。4試合連続の完封という堅守が光って再び暫定首位に浮上。24日にMF久保建英所属のマジョルカ戦を控えるレアル・マドリーが引き分け以下に終われば、再び優勝争いをリードする形となった。

 バルセロナは前節、上位躍進を狙うセビージャとスコアレスドロー。再開後は3試合無失点が続いているものの、R・マドリーに勝ち点で並ばれ、直接対決の結果によって首位を明け渡してしまった。今節はFWルイス・スアレス、FWアントワーヌ・グリーズマン、FWリオネル・メッシの3トップを再開後初めて同時に起用し、得点を奪うべくホームゲームに臨んだ。

 しかし、前半は互いに一進一退の攻防を迎えた。約5か月の長期離脱から復帰したスアレスはスペースのない局面でキレがなく、ゴール前で存在感を発揮できず。一方、ビルバオはリーグ戦150試合連続出場という驚異的な大台に達したFWイニャキ・ウィリアムズがスピードのあるカウンターで脅威を見せた。

 スコアレスで迎えた後半9分にはバルセロナにビッグチャンス。メッシの浮き球スルーパスにグリエーズマンが絶妙なタイミングで抜け出したが、序盤から素晴らしいプレーを見せていたGKウナイ・シモンが的確な飛び出しを見せてブロックした。バルセロナは11分、移籍の噂が出ているMFアルトゥールに代わってMFリキ・プッチを投入した。

 一方のビルバオも後半12分、MFウナイ・ロペスとFWイニゴ・コルドバに代えてFWダニ・ガルシアとFWイケル・ムニアインのコンビを起用。するとバルセロナも20分、すでに警告を受けたMFセルジオ・ブスケツ、得点に絡めなかったグリエーズマンを下げ、MFイバン・ラキティッチとFWアンス・ファティを送り込み、ピッチ上に元気な陣容が揃った。

 そして後半26分、バルセロナがついにスコアを動かした。一度はメッシの突破が相手ディフェンスに阻まれたものの、ペナルティエリア内でのトランジションからメッシが再び縦パスを狙うと、DFイェライ・アルバレスに当たったボールがゴール前へ。ここに飛び込んできたラキティッチが豪快にゴールへ蹴り込み、ホームチームの意地を見せた。

 その後もバルセロナが試合を優位に進め、後半アディショナルタイムにはキャリア通算700ゴールがかかっているメッシがゴール前でFKを獲得。キックは壁に当たったが、リードしたままタイムアップを迎え、再開後4試合連続、再開前から数えると5試合連続の無失点で勝ち点3を獲得した。今節、R・マドリーが勝利できなければ再び首位が入れ替わる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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