プレミアリーグでは初、トップリーグでは30年ぶりのリーグ優勝を達成したリバプール。しかし、今季圧倒的な強さを見せる“レッズ”はリーグ記録更新の可能性も残っている。

　プレミアリーグ31試合を終えて28勝2分1敗、勝ち点86(得失点差+49)のリバプール。2位マンチェスター・シティには23ポイント差をつけるなど、圧倒的な強さで優勝を達成した。7試合残してのタイトル獲得は、プレミアリーグ史上最速記録となった。

　しかし、リバプールはシーズン終了までに多くの記録を塗り替える可能性が残っている。

　現在プレミアリーグの最多勝ち点記録は、2017-18シーズンにマンチェスター・Cが達成した「100」。同チームは最高得失点差(+79)、アウェー最多勝利(16)、アウェー最多勝ち点(50)、最多勝利(32)、2位との最大勝ち点差(19)など、様々な記録を保持している。

　リバプールは今季7試合を残しているが、全試合で勝利すれば勝ち点は「107」に到達する。全勝で終えれば、マンチェスター・Cの記録を7ポイントも上回る大記録となる。また残り7試合の内アウェーゲームは4試合であり、すべて勝利すれば記録に並ぶことになる。その他、最多勝利数や2位との最大勝ち点差も、今季の強さを考えれば十分に達成可能な記録だ。

　これまでは2003-04シーズンに無敗優勝を達成したアーセナル、そして2017-18シーズンのマンチェスター・Cが“プレミアリーグ史上最強のチーム”と謳われてきた。しかし、今季のリバプールは彼らに匹敵する以上の記録を成し遂げるかもしれない。

　なお、リバプールの次節は7月2日。相手はマンチェスター・Cだ。

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