beacon

“キングケニー”が古巣のプレミアリーグ制覇を祝福「クロップはリバプールの象徴」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 リバプールのレジェンドが、古巣のプレミアリーグ初優勝に喜びのコメントを寄せている。

 プレミアリーグ第31節、チェルシーvsマンチェスター・シティが2-1で決着。同じ節で勝利していたリバプールと2位シティの勝ち点差が23に広がり、リバプールは7試合を残して今季のリーグ優勝が決まった。

 かつてリバプールで黄金期を築き、指揮官転身後もプレミアリーグの前身であるフットボールリーグ時代に優勝に導いた経歴を持つケニー・ダルグリッシュ氏は、『BT Sport』に対して「ここ2年間は本当に素晴らしいフットボールを見せてくれた」と、古巣の戴冠を喜んだ。

 「ユルゲン(クロップ)がリバプールに来てから、チームは劇的に良くなったね。彼は素晴らしい指導者であり、いまやリヴァプールを象徴する存在だ。彼らが今後どのさらなる栄光を手にしたとしても、それに値すると思う」

「また、リバプールも素晴らしいサポートを見せて戴冠への道を歩んだ。マンチェスター・シティような質の高いチームもライバルにいるし、イングランドでリーグ優勝することがどれだけ大変なことか……。前日のクリスタル・パレス戦もいい試合をしたからね。自チームのテンポで試合を運び、相手に時間を与えることもしなかった。チームがいい雰囲気で良好な状態を保っているからこそできた偉業だ」

「このリバプールフットボールクラブに関わった一人として、今回のことは心から嬉しく思っている」

 1951年生まれのダルグリッシュ氏は1977年~1990年にかけてリヴァプールの選手としてプレーし、1985年からはプレイングマネージャーとして指揮官も兼任していた。85-86、87-88、89-90と監督として3季リバプールをリーグ優勝に導いた一方で、“ヒルズボロの悲劇”も間近に見ている。

 その後UEFAチャンピオンズリーグでは戴冠を果たしている一方で、プレミアリーグ発足からはリーグタイトルに縁がなかったリバプール。レジェンドである“キングケニー”からして、愛する古巣のリーグタイトルは格別の思いがあるようだ。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP