フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は、新シーズンに向けてクラブが再始動する27日に間に合うようだ。クラブが4日、日本での手術の成功を伝えた。

　長谷部は、先月27日に行われたブンデスリーガ最終節パダーボルン戦(3-2)前の記者会見で帰国していたことが判明。アディ・ヒュッター監督が「彼は度々痛みを感じており、信頼を置く医師に小さな遊離体を取り除いてもらうにあたって許可を求めたため、我々はそれに応じた」と明かしていた。

　同監督はまた、そのタイミングについて「自粛期間など考慮し、彼が(新シーズンへの)始動に間に合うため」とも説明。そして4日には、長谷部は今月27日にトレーニングに合流できることが分かった。クラブ公式ウェブサイトによると、ひざの手術が成功し、「27日に開始のトレーニングには予定通りに参加できる」という。

　なお、コロナ禍による中断前最後の公式戦となったヨーロッパリーグ・ラウンド16バーゼル戦の第1戦を0-3で落としていたフランクフルトは、来月5日にそのセカンドレグに臨む。2019-20シーズンは公式戦38試合に出場した長谷部は、早速この一戦に出場することになるのだろうか。

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