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昨秋就任からバイエルンを立て直したフリック監督「やり遂げたことは普通ではない」

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喜びに浸るハンジ・フリック監督

[7.4 DFBポカール決勝 レバークーゼン2-4バイエルン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は4日に決勝を行い、バイエルンレバークーゼンに4-2で勝利。2年連続20回目の優勝を果たした。

 すでにブンデスリーガで8連覇を決定させているバイエルンは国内2冠を達成。前半16分にDFダビド・アラバがPKで先制すると、同25分にはMFセルジュ・ニャブリが2点目を挙げ、2-0で前半を折り返した。

 後半14分にはレワンドフスキがチーム3点目を決めると、試合終了間際にはチップキックでドッペルパック(1試合2得点)を達成。要所でレバークーゼンの反撃を許したものの、4-2で危なげなく勝利を収め、2シーズン連続の2冠を成し遂げた。

 バイエルンは昨秋にニコ・コバチ監督に代わってコーチだったハンジ・フリックが暫定監督に就任。しかし見事チームを立て直し、その後は監督として正式に指揮を執ることとなった。さらに4月には2023年までの契約延長にも合意。フリック体制が本格始動していた。

 2冠を達成したフリック監督はクラブ公式サイトを通じて喜びのコメント。「我々が成し遂げたことを大変誇りに思う!」と喜びに浸りながら、「チームが現在やり遂げていることは普通ではない。後半には改善すべき点もあったが、今日はただ、我々が二冠を達成したことを喜ぶ」と語った。

 バイエルンはいまだUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で勝ち残っており、3冠のチャンスを残している。指揮官は「選手たちはこれから数日休むことになる。その後、チャンピオンズリーグに向けて準備を開始する」と最後の目標に気持ちを切り替えている。

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